中小企業で正社員として仕事をしている人達が半年に1度貰えるボーナスの平均額は、40万円前後であるというデータが出ている。つまり、1年の間に貰えるボーナスの総額は80万円前後という事になる。そして、中小企業で働いている人の多くは、大企業においてもボーナスの年間支給額はたいして変わらないと思い込んていると言われる。しかし、大企業に勤める人が貰える年間ボーナスは、かなりの金額になるケースもある事が判明している。某出版社では定期的に発行している雑誌において、上場企業の年間支給ボーナスランキングというものを発表してきた。

そのランキングにおいてトップ10に入るような企業の年間支給額は300万円前後にもなり、手取り月収が25万円の人が1年間で稼げる額に匹敵する。さらに年度によっては年間支給額が500万円以上を超えるような企業も存在するような状況だ。つまり、こういった企業に勤めてボーナスを出来る限り貯蓄していけば、いとも簡単に多額の資産を形成する事ができる。そして、定年を迎えるまでに5000万円以上の貯金ができたような場合は、ゆとりある老後の生活をおくる事が可能だ。

なお、上場している大企業の年間ボーナス支給額はごく一部だけが際立って高いというわけではない。トップ100に入るような企業に関しても年間200万円前後のボーナスを貰えるほか、300位以内くらいの企業で働く場合でも毎年150万円前後という大きな臨時収入を得られる。